死産した娘に絵本のプレゼント「きみのことがだいすき」|おすすめ|体験談

スポンサーリンク
死産体験
  • 死産をした我が子へプレゼントを贈りたいんだけど何がいいのかわからない
  • 死産した我が子に贈る絵本ってどんなのがいいの?
るーちゃん
るーちゃん

こんにちは!
私は、妊娠中期に原因不明の死産をした天使ママです。
20代半ば、健康体、初めての妊娠。
不安の中、安定期に検診にて娘の心拍が止まっていると宣告されました(子宮内胎児死亡=IUFD)。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

死産した娘に絵本のプレゼント「きみのことがだいすき」

第一子を死産し、日に日に愛しさが増す今日この頃。

死産後の通院が長引き季節はクリスマスシーズンに。

通院の帰り、またしてもあまり結果が良くなく「いつになったら、産後の身体が回復するのだろうか。いつになったら、通院が終わるのだろうか。一生自分には子どもなんてできないんだ」と自暴自棄になりながら、電車の待ち時間に立ち寄った本屋さん。

フラフラと絵本コーナーへ

結婚して退職して以降、絵本なんてほとんど見てないなと思いながら、数冊手に取ると、思い出すのは子どもたちの顔。

好きな絵本を一目散に手に取りニコッとする顔、読んでー!というようなキラキラお顔、絵本の取り合いでグシャグシャになった顔・・・。

みんな元気に大きくなったかな?と懐かしんでいました。

そして、目に入った一冊の絵本。

「きみのことがだいすき」

タイトルとかわいいリスの親子を見て、我が子の顔が浮かびました。

娘に一生伝えたい言葉「きみのことがだいすき」

表紙のリスの親子がしていること

それは、大好きと言ってぎゅーっと抱きしめる、私が娘に何度だってしてあげたかった事

それが叶わない今、これをプレゼントしたいと思いました。

そして、衝動買いしたい気持ちを抑えて、旦那に相談すると「いいじゃん!買おうよ」と本屋さんに行き、娘への初めてのクリスマスプレゼントとして購入しました。

本の内容は、もちろん温かい優しい言葉で綴られています。

私たちから娘へ
パパからママへ
ママからパパへ
そして、娘から私たちへ

私のことを思って涙が出そうになったと言う旦那。

娘を思って辛いのは同じ。もしかしたら私以上に傷ついたり、我慢しているかもしれないのに、いつでも「俺より、ママの方が傷ついてるでしょ。」と私が元気になることを一番に考えてくれているパパ。

メッセージと共に贈れる絵本

我が子を思う気持ちはパパもママも同じ。

だけどなんだかいつも一歩引いているパパ。

ママの気持ちが一番、ママが一番頑張った、ママがそうしたいならやろう、、、

お腹の中で一生懸命育てたのも、名前を決めたのも、怖い思いして検診に行ったのも、苦しい思いをして産んだのも全部ママ。

だけど、そのために人知れず、体調の悪いママを心配して、慣れない家事を頑張って、今後の生活のために働いて、父親になる不安と戦って、泣いてる私を支えたのは紛れもなくパパ。

なので私は、絵本の最後のメッセージ欄にパパから娘に向けて記載してもらいました。

「何書けばいいんだろう」と気恥ずかしそうに筆を執るパパ。

その瞬間の嘘偽りない娘への気持ちが娘にちゃんと届けばいいなと思いながら、私たちは手書きのメッセージと共にこの本を贈りました。

ちなみに「きみのそばにいるよ」という同じシリーズの絵本

これは、いつかもし娘の弟か妹が産まれたら、プレゼントしたいなと思っています。

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました