今回は、フクロモモンガの寿命・長生きしてもらうために私が注意していることをお話しします。
- フクロモモンガの寿命はどれくらい?
- ぶっちゃけ何歳まで生きる?
- できるだけ長生きさせるには?
- 10歳以上って稀?
こんにちは!
私は2013年よりフクロモモンガと生活している、飼育歴10年ママです。
現在は、最年長10歳のみるくちゃんを筆頭に8匹のフクモモちゃんと生活しています!
このブログは10年以上の経験をもとに、情報発信をしています✨
ちなみに私は平均年齢8.8歳のフクロモモンガを飼育しています。
フクロモモンガの寿命は7年以上!
私がフクロモモンガの飼育を開始した10年以上前は平均寿命5~7年と言われていました。
しかし、飼育下のフクロモモンガの平均寿命は年々のびていて、10歳以上生きる個体も少なくないようです。
10歳以上生きるフクロモモンガも多い! ー現在飼育しているフクモモ8匹の年齢公開ー
私が現在飼育している8匹のフクロモモンガの年齢を公開します。
みるく♀・・・10歳6カ月
チョコ♀・・・9歳10カ月
メロン♀・・・9歳10カ月
流星♂・・・・9歳6カ月
来翔♂・・・・8歳3カ月
海美♀・・・・8歳3カ月
きゅうり♂・・7歳9カ月
誠斗♂・・・・7歳6カ月
2023年12月現在
平均年齢8.9歳です。
ちなみに過去に亡くなった子たちは
いちご♂・・・9歳7カ月
希望♀・・・・7歳6カ月
大♂・・・・・5歳5カ月
空♀・・・・・6歳5カ月
平均7.2歳で亡くなっています。
これを見ても、7歳以上は生きる可能性が高いです。
フクロモモンガは本来病気にかかりにくい丈夫な生き物
フクロモモンガは本来、病気にかかりにくく丈夫な生き物です。
日々正しい飼い方、知識をつけて心を込めて大切に飼育すればより長く一緒に過ごせるはずです。
10歳のフクロモモンガを飼育している私が気を付けていること
適切な温度管理
適切な温度管理は必ず行いましょう。
私が飼っていた亡くなった4匹の中で凍死した子が2匹います。
きちんと対策を行ったつもりでも、外出中に家族に暖房設備を全て切られてしまい、2匹を失ってしまいました。
なので必ず適切な温度管理を行いましょう。
夏場は熱中症対策を十分行いましょう。
ケージ周りを25度前後に保つのが理想です。
ペレット中心の食事
国内メーカーのペレットはフクロモモンガに必要な栄養素をバランスよく摂取できるように作られているものが多いです。
なので、ペレット中心の食事メニューにしましょう。
ペレットと副食やおやつなど1:1(~1.2)が理想
ペレットの他に副食を与える必要がありますが、あまりに多く与えすぎるのはNGです。
私は毎日、ペレット、生の果物・野菜1~2種類の他に、日替わりでヒマワリの種、ミルワーム、煮干し、ささみなどをご飯やおやつとして与えています。
できるだけ新鮮な果物・野菜を与えよう※全体の10%以下
果物や野菜を与える場合は新鮮なものを与えましょう。
ドライフルーツなどは砂糖が含まれている場合もあるので注意が必要です。
また、果物や野菜はフクロモモンガが主に食べているものではないので、食事全体の10%以下にした方が良いと言われています。
が、我が家ではもう少し多めに与えています。
カルシウムとリンのバランスには要注意
リンが多すぎると血中でのバランスをとるために、骨組織からカルシウムが溶け出し、骨がもろくなります。
なのでカルシウムとリンは1~2:1が理想です。
我が家は、ミルワームなどを与えるときは、食事にカルシウムパウダーをかけたり、煮干しをあげたりし、カルシウムとリンのバランスを取っています。
肥満は寿命を縮めます※過度な脂質・糖質に注意
ヒマワリなどの種や小動物クッキーなど脂質や糖質が多く含まれているものを与えすぎると、肥満の原因になります。
肥満になると、寿命を縮めたり、ケガや病気が悪化したり、暑さに耐えらないなど体にダメージを与えます。
可愛いからと甘やかし、肥満にしてしまうとかわいそうなのでやめましょう。
しかし、冬は個体によっては、ほんの少し脂質を与えて寒さに耐えられる体作りをしましょう。
近親交配はダメ絶対!!!
親と子、子ども同士の交配は奇形や先天性の疾患、病弱の可能性が高くなります。
私が飼育していた亡くなった4匹の中で、近親交配で生まれた子が2匹(双子)いますが、2匹とも若くして亡くなりました。
1匹は凍死、1匹は全身がんでした。
近親交配で生まれたメスは婦人科系の疾患が発症しやすいと言われていますが、まさに子宮に悪性の腫瘍ができ、それが全身に回り、最後は肺に転移した腫瘍が肺を圧迫して亡くなりました。
発情期に引き離すのをたった一度失敗したせいで、かわいそうなことをしてしまいました。
なので、多頭飼育の方は、必ず注意してください。
事故を防ぐ環境・ケージ作り
地味に危険なのが、飼育環境です。
エアコンに入り込んでしまった
ちょっとした隙間から外に脱走してしまった
電源コードを噛んでしまい感電してしまった
芳香剤などをなめてしまった
人間の食べ物を食べてしまった
ラグなどの繊維・素材を誤飲してしまったなど
ケージの外に出す場合は危険がいっぱいです。
ケージの隙間に手足を挟んでしまった
ポーチのほつれに絡まってしまった
ケージの素材やケージパーツを誤飲してしまったなど
ケージの外だけじゃなく、ケージ内でも事故につながる危険がいっぱいです。
軽いけがで済めばいいですが、重症になり手足を切断したり、最悪命を落とす危険性があります。
不慮の事故につながらないように、できるだけシンプルな環境・ケージ作りをしましょう。
我が家でも、ポーチに手足が絡まり身動きが取れずにケガをしたケースが何度かありました。
ポーチ点検は頻繁に行いましょう。
また、現在10歳のフクロモモンガちゃんは運動機能が低下し、下半身の動きに心配がある(飛んだり跳ねたり元気いっぱいではある)ので、布製品は手足に絡まり、事故につながるのがこわいので、撤去し、ケージ内は全て木製の物にしています。
フクロモモンガが少しでも長く健康に過ごせるように日々努力しましょう
健康は個体差があります。
しかし、高齢のフクモモちゃんを飼育している人が、多頭飼育している場合、全体的に長生きしていて、
反対に若くしてフクモモちゃんを亡くしている人が、多頭飼育している場合は全体的にだいたい同じ年齢で亡くなっている傾向があると思います。
健康に個体差があるとは言え、適切な飼育を行い少しでも長生きできるように注意すべきです。
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