こんにちは、ネグレクト経験者のるーちゃんです。
ネグレクトを受けている子どもは不登校になるなんて話を聞くことがありますよね。
私自身、母子家庭で育ち実の母からネグレクトを受けていた子どもですが、
ネグレクトと不登校は大きな関係あると思います。
ネグレクトを受けている子どもは不登校になる可能性がある
親の目がないため行かなくても怒られない
学校に行くのが楽しいと言いながら行く子どもってそれほど多くないですよね。
ネグレクトの家庭の親は、子どもが学校に行っているか、行っていないか興味がありません。
また、親が家に居ないため学校に行かなくても怒られません。
なので子どもは「休んでもいいんだ」となります。
不規則な生活のため学校に行けない
ネグレクトの家庭のほとんどは生活のリズムが整っていません。
そのため、昼夜逆転生活になっていたり、朝起きられず登校できないなどのトラブルが発生します。
我が家も朝起きても母は寝ているし、学校に行かなくても怒られないため不登校という状況を作りやすくなっていました。
先生や友達の目が気になる
これは私が不登校になった一番の理由なのですが、
お風呂に入っていない私を「汚い、臭い」という目で見られているんじゃないかとか、
毎日洗濯していない同じ服を着ている私を「汚い、おかしい」という目で見られているんじゃないかとか、
どうしても親に確認してもらわなきゃいけない提出物の期限を守れない私を「だらしない、悪い子」という目で見られているんじゃないか
といった感じで、先生や友達の目が怖かったのです。
ネグレクトがバレるのが怖い
私が小学五年生、姉が小学六年生の時、下校時にお互いの担任の先生から
「お母さんお家に居ないの?いついるの?」と尋ねられました。
目の前で二人の先生がコソコソしているのを見て、姉と「やばいね」となり、「さようなら~」と走って逃げたことがありました。
高学年にもなると我が家はおかしいと自覚します。
母からも「何か聞かれたら、お母さんは買い物に行っていると言いなさい」と言われていました。
また、「バレたら施設送りになって、他人の子どもにされて、ママとも一生会えずに2人(姉妹)も離れ離れになるからね」とよく言われていました。
家のことはバレちゃいけない、バレたら母と離れ離れにされてしまうかもしれない、施設送りにされるかもと、ネグレクトがバレるのが怖かったのです。
そのため、先生が気づいているかもと思った日からはしばらくの間、完全に不登校になりました。
親のせいで不登校に陥る子どもがいる
不登校にも様々なケースがあると思います。
いじめにあっている、環境が合わない、漠然と行きたくないなど・・・
中には親のせいで不登校になるケースもあります。
いつもニコニコしていて、成績や生活態度に問題もなく、友達との人間関係もうまくいっていた私ですら
「学校に行けない、行きたくない」と悩んだ日々がありました。
子ども心としては“親のせい”なんて言いたくないですが、それが現実なのです。
にほんブログ村
コメント