体験談　ネグレクトとお風呂の関係ー水シャワーで乗り切った夏ー

こんにちは、ネグレクト経験者のるーちゃんです。

ネグレクトを受けている子どもはお風呂に入っていないんじゃないかという話を聞くことがありますよね。

私自身、母子家庭で育ち実の母からネグレクトを受けていた子どもですが、

年齢が幼ければ幼いほどお風呂に入れていないと思います。

ネグレクト時代はお風呂に入れず・・・

自分の臭いが気になって冷水シャワーで乗り切った小学生の夏

小学校高学年の年にもなると自分が周りからどんな目で見られているか気になりだしますよね。

私もそうでした。

「自分はめちゃくちゃ臭いんじゃないか」

「毎日お風呂に入らないことは普通じゃないよな」

と思い、母が居ない時、夏場は冷水のシャワーをたまに浴びていました。

母が留守中お風呂を禁止されていた

なぜ冷水なのかというと、我が家は母が不在時、ガスの使用を禁止されていたからです。

給湯器のスイッチを入れることが許されませんでした。

何度か内緒で給湯器のスイッチを入れて温かいシャワーを浴びたのですがバレて

「ママはもう出ていく」

「言うこと聞かないなら一人で生きていきなさい」

と言って数日帰ってこなかったことがあったため

それからは怖くなり数年間、夏場は冷水シャワーをするようになりました

ガスが止められていた

電気ガス水道が止められたこともありました。

電気・水道は止められても１～２日でまた再開されましたが

ガスは料理もしないし、風呂も使用しないので無くても困らないせいか

ガスが止まっていても放置されていました。

そもそも毎日入浴する習慣がなかった

２歳ごろの保育園の連絡帳に「入浴してください」と度々書かれるくらい数日間入浴しないことが多くあったようでした。

入浴してくださいと書かれても入浴していなかったのか連日書かれることもしばしば・・・

「毎日の入浴を心がけてください」と書かれていたりもしていました。

我が家でお風呂に入りたいときに入れるようになったのは私が中学２年生くらいの時だったと思います。

それでも私が毎日の入浴を習慣化できたのは高校生になる頃だったと思います。

冬場は１カ月くらい入浴できないことも・・・

夏場は冷水シャワーで乗り切れても冬場は母が許可しない限り入浴できませんでした。

下手したら１カ月くらいは入浴できていなかったと思います。

冬とはいえしんどかったですが、１週間もすれば慣れてしまうのが不思議ですね（笑）

幼少期の入浴習慣は大人になっても影響があることも

今でこそ１日入らないだけでも違和感ですが、数年前までは何の予定もない時には２～３日入らなくても平気でした。

お風呂に入らないことは不潔なんだろうなと頭ではわかっていますが、入れないのです。

「私が臭いとみんなが不快な思いをするかもしれない」という思いだけで入浴していました。

親が子どもを風呂に入れないことは虐待の可能性大

子どもが風呂に入りたいといっても、理由もなく入れないことは虐待と言われてもおかしくありません。

また、子どもに何かしらの特性がある場合を除いては

子どもがお風呂に入りたくないと言っていたとしても何日も放置してしまうことは

虐待に当たる可能性があります。